カラートリートメントに失敗して、自分が思ったような色に染まらなかったとき困りますよね。明るすぎたり、逆に黒すぎたり。緑っぽくなったり、と失敗例はたくさんあります。
自分でヘアカラー剤を薄めて使ったら失敗した！なんて口コミも聞いたことがあります。
そこでカラートリートメントを色落ちさせる方法を紹介します。自宅でもできるカラートリートメントの色落ち方法を知って、少しでも髪色を戻していきましょう。
カラートリートメントを色落ちさせる方法を紹介！
自宅でカラートリートメントを色落ちさせる一番の方法は「シャンプー」です。すぐに色落ちさせたいのなら、カラートリートメント直後に、シャンプーをするのが有効です。
1回のシャンプーで3回ほど洗ってみましょう。完璧に元の髪色に戻せるわけではありませんが、カラーの落ちは早くなります。
ただし、使用するシャンプーは、色落ち予防のできるシャンプーは使用しないこと！
最近のシャンプーは、ヘアカラーの持ちをよくするタイプも多いです。髪にはよくないですが、洗浄力が強いシャンプーの方がカラートリートメントを色落ちさせてくれます。
ただし、シャンプーのしすぎにより、頭皮を痛めたり、髪を痛めてしまいます。ゴシゴシと爪を立てて洗いすぎないように注意！
ただでさえヘアカラー剤で髪は傷んでいますから、シャンプー後のヘアケアも一緒に行いましょう。
1日で色落ちさせる方法
カラートリートメントに失敗したのなら、その日の内に対処することで、まだ色が落ちさせやすいです。
というのも、髪の内部まで色が定着するには時間もかかります。そのため、その日の内にシャンプーをすると、元の髪色とまではいかなくてもカラーが落ちやすいです。
重曹のシャンプーを使って色落ち
カラートリートメントをした後の髪は、弱酸性になっています。髪の毛は、カラートリートメント後2～3日かけて弱アルカリ性に戻っていきます。
重曹シャンプーは弱アルカリ性なので、カラートリートメント直後の髪とは相性が悪いです。なので、相性の悪い重曹シャンプーをあえて使って、カラートリートメントを色落ちさせる方法があります。
重曹シャンプーで色落ちさせたいのなら、カラートリートメントをした2～3日以内が効果的です。
同じ理由で炭酸水のシャンプーもカラートリートメントを色落ちさせる効果が期待できますよ。
カラートリートメントを落とすには美容院
どうしても今すぐにカラートリートメントを落としたいのなら、美容院に言って相談するのが一番です。
髪のプロである美容師さんですから、今までもカラーの失敗による施術を経験しています。自分にピッタリあった方法を提案してくれるはずです。
カラートリートメントが落ちない。やってはいけない方法
カラートリートメントが落ちないからといって、やってはいけない方法もあります。
髪に負担がかかったり、逆に変な髪色になったり。おすすめできないカラートリートメントの落とし方を知っておきましょう。
ブリーチで落としてはダメ！
カラートリートメントを落とす目的で、市販のブリーチを使うのはおすすめできません。カラートリートメントをした後は、髪に負担がかかっています。
髪が弱っている状態で、さらにブリーチをすると髪が傷んでしまいます。ましてや、セルフでブリーチをするのは難しく、頭皮まで薬剤がつきがちです。
髪だけでなく頭皮にも負担がかかりますので、おすすめできません。髪の色が落とせたとしても、髪が傷んでボロボロになっては意味がありませんよね。
アイロンを使って熱で落とすのもダメ！
カラートリートメントを落としたくて、アイロンを使う技もよく聞きます。似た方法として、日光に髪を当てるなどもあります。
ですが、アイロンをあてるのも日光にあてる方法もおすすめできません。
カラートリートメント後の髪にアイロンをあてると、確かにカラーは落ちます。アイロンの熱により、髪の水分と一緒にカラーの染料も蒸発するため色落ちします。
ですが、自分が思った色に色が落とせるのかは不明です。色が落ちるというよりも、変色するといった方が正しいかも知れません。
色を落としたかっただけなのに「ますます変な色になった」ということにもなりかねません。
逆に言えばカラートリートメントをしたあとは、色落ちを防ぐためにも3日はアイロンの使用は控えた方が無難です。
【まとめ】色落ちにはまずはシャンプー
カラートリートメントを色落ちさせたいのなら、まずはシャンプーです。カラートリートメントを行った直後に、シャンプーを行いましょう。
1回だけでなく2～3回連続でシャンプーをします。自宅で行える方法としてはシャンプーが一番安全で、一番早く行える方法です。
カラートリートメントを行って2～3日以内なら重曹シャンプーも効果的です。とりあえず自宅でできる方法を試してから、美容院で相談するのも良いでしょう。
逆におすすめできない方法は、ブリーチとアイロンです。髪を傷めるだけでなく、自分が思った色に落とせるとは限りません。
ますます変な色になることもありえますので、利用は控えましょう。
